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ほねつぎ院長ブログ

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腰が痛くてもレントゲンでは「異常なし」と言われる理由

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ぎっくり腰になった人…

長年の腰痛持ちの人…

再発を繰り返している人…

 

腰痛といっても様々なパターンがあります。

 

原因が思い当たる人もいるけど、大半を占めるのは原因不明の腰痛です。

 

ある朝起きたら腰が痛くて、考えても理由がわからないというケースが非常に多いのです。

 

心配になって整形外科で検査を受けても異常なしと言われることもあります。

 

そこでこの記事では、

  • 痛いのに「異常なし」ってどういうこと?
  • 不明なだけで原因はあること
  • 痛みの対処法

 

これらについて解説します。

 

目次

 

痛いのに検査では異常なし

腰が痛くて思い当たる原因がないと、「骨か何かに異常があるのでは?」と思ってしまいます。

 

そこで、整形外科に行ってレントゲン検査を受けます。

 

ところが、そこでよく言われるのが、

 

「骨には特に異常がないですね。痛み止めと湿布を出しますから様子を見てください」

 

みたいなことです。

 

「異常がなくてよかった」と思う人もいるでしょうが、

 

「えっ、痛いのに異常がないってどういうこと?」と疑問に思い、かえって不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。

 

そこで、こういったケースの「異常なし」について解説します。

 

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痛いのに異常なし?

痛いのに「異常なし」とはどういうことでしょう?

 

これは、「画像検査で分かる骨の構造的な異常がない」ということです。

 

たとえば、体の一部をぶつけた痛みも、外傷や腫れ、内出血などが外から見えなければ問題なさそうですよね。

 

ただの打撲ということで、気にしなくても日に日に痛みは引いていくことでしょう。

 

このようにケガの場合でも、見た目の変化が認められなければ、異常なしです。

 

 

原因がないわけでなく不明

要するに、整形外科で言われる特に悪いところがないという見立ては、検査画像を見ても異常は認められず、原因がわからないということです。

 

このような腰痛のことを、「非特異性腰痛」といいます。

 

そして驚くことに、全腰痛患者の85%以上は原因を特定できない非特異的腰痛であることが研究でわかっています。

 

そしてその9割が、6週間以内に自然治癒するといわれているのです。

 

たとえ原因がわからなくても、湿布と痛み止めで経過を見ていれば、大半はよくなってしまうということです。

 

つまり、病院からしてみれば、原因は何であれ良くはなってしまえば問題なし、と言うことで、「風邪をひいたら自然に治るまで薬で症状を抑える」のと同じようなものです。

 

慢性化する人もいる

しかしながら、一部の人は回復せずに慢性化してしまうケースもあります。

 

病院で相談しても、

  • 歳だから
  • 運動不足だから
  • 体重が重いから
  • 筋肉が固いから

 

しょうがないなどと言われてしまうこともあります。

 

ただ、このような理由で痛みが改善しないとも言えず、多くの人の症状が長引くことになります。

 

 

原因はどこかにある

原因がわからないだけ、何かあるはずです。

 

それは、歳のせいとか、体重のせいとか、そんな簡単なことではありません。

 

痛みはとても複雑なのです。

 

その中でも近年注目されているのが、「心理社会的因子」です。

 

  • 不適切な信念
  • 不適切な対処
  • 悩み
  • 疼痛行動
  • 変化への意欲
  • 家庭関係や職場環境

 

など様々です。

 

少し難しいですが言い換えれば、

ストレスによって脳や神経の働きが変化し、行動が変わり、痛みを長引かせているという考え方です。

 

歳のせいや、体重のせいという歪んだ信念から行動が変わり、対処法を誤り、痛みや悩みが増えます。

 

 

心身に及ぼす影響

注目すべきは、心が及ぼす身体反応です。

 

心理的ストレスが脳の機能異常を引き起こし、痛みの原因になることもあります。

 

  • 脳の扁桃体の興奮
  • 脳内物質の変化
  • ストレス反応によるこわばり

 

ここからは、これらについて解説します。

 

脳の扁桃体の興奮

脳の扁桃体が興奮すると痛みを強く感じるようになります。

 

扁桃体の興奮は怒りや恐怖、悲しみや不安といった不快な感情でも増強します。

 

検査の結果がきっかけで不安になれば扁桃体は興奮しますから、日常のストレスでイライラしたり悲しくなれば、やはり痛みは強くなるものです。

 

職場の移動や転勤、引っ越しや昇進など、こうしたことがストレスとなり腰痛を発症するケースも非常に多いのです。

 

ぎっくり腰になった人に、「最近変わった事はなかったですか?」と聞くと、かなりの確率で身の回りにこうした変化があったりします。

 

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脳内物質の変化

ストレスによって脳の機能が正常に働かなくなります。

 

すると、脳内物質の分泌にも影響を及ぼします。

 

  • ドーパミン
  • エンドルフィン
  • セロトニン

 

このような幸福ホルモンとも呼ばれる脳内物質が減少し、痛みを感じやすくなります。

 

 

ストレス反応によるこわばり

ストレス反応によって心も身体もこわばります。

 

たとえば筋肉や血管がこわばると血液の流れが低下し、その部位に痛みの物質が発生しやすくなります。

 

熱や酸素、栄養などが運ばれず、冷えやしびれ、痛みや脱力などが起こりやすくなります。

 

多くの人は、神経の圧迫等をイメージし心配になります。

するとそれが不安や恐怖の材料となり、さらに症状が強くなるという悪循環です。

 

 

どのような対策がいいか

  • 認知の歪みを正す
  • 前向きなイメージを持つ
  • 前向きに行動する

 

お勧めする対策はこの3つです。

 

認知の歪みを正す

ここでいう「認知の歪み」とは、根拠のないネガティブな思い込みのことです。

 

「何か悪い病気が隠れているかも」とか、「無理したら大変なことになるかも」

 

といった自己流の考えが邪魔をして、積極的に行動できなくなってしまいます。

 

「前かがみはいけない」とか、「重いものを持ったら再発する」とか、そう思うほど動けなくなってしまうものです。

 

次第にネガティブな考えをすっ飛ばして、その行動をするたびに条件反射的に身体は反応するようになってしまいます。

 

 

前向きなイメージを持つ

たとえば、

「重いものを持つと腰は強くなる」とか、「腰椎は頑丈な靭帯でがっしりと補強されており、多少の衝撃で痛むことはない」

 

といった前向きなイメージを持ちましょう。

 

このようなイメージを持つだけで、心や身体の反応は変わります。

 

痛みや苦しみの中にも良い面を見いだせる人たちは、身体機能が徐々に回復する傾向にあることが研究でわかっています。

 

前向きに行動する

痛みのために諦めてしまっている事はないでしょうか。

 

中には日常に必要なことのほとんどを、家族が代わりにやってくれる、なんてこともあります。

 

誰かにやってもらえば楽ですが、ますますできないことが増えていき、痛みは悪化していく傾向にあります。

 

何よりこれでは人生がつまらないものになってしまいます。

 

暮らしの中に充実感が見いだせなければ、脳の働きも改善には向かわず、痛みも変化しません。

 

それどころか、ますます脳の働きが低下して、痛みは悪化の傾向をたどります。

 

まずは自分が痛みのためにできなくなったことや諦めていることを、再びできるようにするのを目標にして目指しましょう。

 

 

まとめ

全腰痛患者のうち、 85%以上は原因が特定できない非特異的腰痛です。

 

見方を変えれば、深刻な病気ではないことの証明でもあります。

 

ですから恐れずに、できる範囲で動いても大丈夫。

 

体は動かすことで強くなるし、行動に伴う不安や恐怖もなくなっていきます。

 

すると脳の働きが正常化し、痛みもだんだんと軽くなっていくものです。

 

そのためにまず必要なのは、正しい知識と前向きなイメージです。

 

あとは、それをもとに今できることを、ひたすらやっていくだけです。

 

 

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参考図書

脳に教えれば腰痛は楽になる

脳に教えれば腰痛は楽になる

  • 作者:青葉秀樹
  • 出版社/メーカー: アメージング出版
  • 発売日: 2018/04/09
  • メディア: オンデマンド (ペーパーバック)