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痛みの原因が分からないと不安になるのはなぜか具体例で解説

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どこかが痛いとかいつもと調子が違うとき、必要以上に心配になることは誰にでもあると思います。

 

経験したことのない痛みや思ったように痛みが良くならないときは、「何か悪い病気なのではないか」と誰でも心配になるものです。

 

その不安を解消するのに必要なのが情報です。

 

その原因の正体が分かると安心だから、みんな必死に検索して調べるのです。

 

しかしながら、調べれば調べるほど不安が増し、痛みのことが頭から離れなくなる人も中にはいます。

 

病院に行って検査を受け、大した原因でなければ安心します。

ところが、「特に悪いところはない」なんて言われてしまうと、安心する一方で「何か見落としている原因があるんじゃないか」などと新たな不安が出てきたりするものです。

 

この記事では、痛みが順調に回復しないとき、不安や恐怖の感情が生まれ、その感情が痛みを強くすることについて述べていきます。

 

腹痛、頭痛、腰痛それぞれに具体例をあげ解説します。

 

目次

 

 

原因不明の腹痛が長引いている女性のケース

 70歳代女性のお悩みです。

1年以上も前から、不定期にお腹が痛くなるそうです。

 

いつも行く胃腸科で相談しても解決せず、処方される薬を飲んでも一向に良くなりません。

 

痛いのはいっときなので我慢できますが、痛みの原因がはっきりしないため、「悪い病気かもしれない」と不安になり頭から離れなくなってしまうそうです。

 

「別の病院でも意見を聞いてみたらどうですか」と提案しても、たいてい診察を受ける頃には痛みが治まっているので、別の病院に行った時に、「痛くない時に来てもしょうがない」などと言われそうな気がして行けないそうです。

 

不安が多い人の特徴として、具体的な行動に移さず頭の中だけで解決しようと考えてしまうことがあります。

 

ただじっとして、頭の中だけで思考を巡らしていても、嫌な考えばかりが浮かんで不安は増すばかりです。

 

この患者さんは、体の痛みをケアした後にはお腹の痛みが軽くなったりするところからも、不安な感情やストレスからくる自律神経の乱れが関係しているのかもしれません。

 

自律神経の乱れが気になる方は、自律神経を整える6つの方法【リラックスできる生活習慣を分かりやすく解説】 - ほねつぎ院長ブログをお読みください。

 

 

頭痛の原因が肩こり

頭痛持ちの人が、心配になって脳神経外科に行くケースです。

 

頭のことに関しては心配になりやすく、どこへ行こうか考えた末に多くの人が足を運ぶところが脳神経外科なんです。

 

でも、大抵は検査を受けても異常が見つからず、先生に肩を触られ、「肩が凝ってるからそのせいでしょう。マッサージでも受けてみたらどうですか」などと言われることが多いようです。

 

少しの頭痛で精密検査を受けるのは少し大げさな気もしますが、それでも、頭には異常がないことが分かり安心を得ることができます。

 

結果として筋肉をほぐすのが良いという対処法まで見つかったのですから、行動したことがプラスに働いたともいえます。

 

検査を受けて異常がなければ悪い病気では無いことがわかります。

 

そこで安心を得ることができますから、ずっとストレスを抱えているより痛みの感じかたが違ってくるはずです。

 

 

検査で不安が増えるケースもある

検査で異常がなかったから安心というケースもあるのですが、検査で異常が見つからない、あるいは検査で異常を指摘されて心配になるというケースもあります。

 

不安になりやすい人は、ネガティブな考えが頭の中でグルグル回り、それだけでエネルギーを消費してしまいます。

 

 

検査で異常が見つからない

たとえば、腰痛になって病院に行くと、レントゲンやMRIの検査を受けて、骨や関節の異常を調べます。

 

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たいていは、「骨と骨の間が狭くなってます」「骨が変形しています」などと、腰の異常を指摘されることになります。

 

しかしながら、腰痛全体の85%以上は原因が特定できない、非特異的腰痛だと言われています。

 

ほとんどの腰痛は、検査をしても異常が見つからないのです。

 

ところが、痛みの原因が見つからないケースでも、レントゲン画像から悪いところ探しをしますから、「変形してます」とか、「ズレてます」といったような医師からのコメントがあり、不安や恐怖をかき立てるような診断をされてしまうことがあります。

 

病院では、痛みに関係があるかないかではなく構造的な異常を見るわけです。

 

本当は痛みと関係がなくても、骨が変形しているのだから、「もう手術しないと痛いままなんだ」「治らないんだ」と思ってしまい、脳の痛みの興奮が増えてしまいます。

 

 

先入観が不安や恐怖をあおる

腰痛を悪化させる不安や恐怖といった感情には、それまで得てきた常識や定説から作られた先入観が大きく関係しているといえます。

 

テレビやインターネットで得られる世の中にある情報の全てが正確なものではなく、誤った情報を信じてしまったためにそれが心理的ストレスとなり、痛みや不調を増やしてしまうことにもなります。

 

腰痛に対してありがちな先入観について、いくつか上げてみます。

 

椎間板ヘルニアになると腰痛になる

一般的な腰痛の原因として広く知られている腰椎椎間板ヘルニア。

 

椎間板ヘルニアにより神経が圧迫され症状が現れることもあるのですが、ヘルニアがあるからといって必ず痛みが出るとは限りません。

 

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画像所見と痛みとは必ずしも一致しないことはいくつもの研究で報告されており、非特異的腰痛に対して画像検査を進めないというのが世界の流れとなっています。

 

腰椎椎間板ヘルニアに関する次のような報告があります

腰に痛みのない健康な人を集めてMRI検査をしたところ、76%の人に椎間板ヘルニア、椎間板変性は85%の人に見つかった

 

 

つまり、健常者の人でも画像検査すれば異常が見つかるのが普通であり、正常な人の方が圧倒的に少ないことがわかります。

この研究からも腰痛とヘルニアの間に相関関係が認められないことがわかります。

 

腰痛による不安や恐怖で動けない人は、【腰痛の原因はストレス】恐れず動くことが一番の対処法 - ほねつぎ院長ブログを参考にしてください。

 

 

ヘルニアになったら手術しないと治らない

椎間板ヘルニアになったら手術をしないと治らない、と思っている人が多いのではないでしょうか。

 

実は、椎間板ヘルニアの大半は時間とともに自然に消えてなくなります。

 

椎間板から外に飛び出した物質は体にとっての異物ですから、白血球の1種であるマクロファージという細胞が攻撃して食べてしまいます。

 

椎間板ヘルニアの診断を受けたことがある患者さんの多くは、腰痛が再発したときに昔見つかったヘルニアと今の痛みとを関連付けるようですが、何年も前に見つかったヘルニアは治療しなくても自然になくなっていることが多いのです。

 

 

痛みの原因は画像検査で必ず見つかる

痛みが出て整形外科に行くと、まずはレントゲンやMRIといった画像検査で骨の異常を探すのが一般的です。

 

画像検査を用いて、重大な疾患が隠れていないかを確かめる事は非常に大切なことなのですが、画像検査では筋肉の緊張や血流不足からくる痛みまでは見つけることができません。

 

ですから画像検査をしても異常が見つからない原因不明の腰痛が多いのです

そんなところから、痛みがあるのにもかかわらず、「特に異常はありません」などと言われてしまうことが多いのです。

 

 

骨の異常が痛みの原因とはいえない

繰り返しになりますが、病院でレントゲンを撮った時に見つかる骨の異常が必ずしも痛みを発生させるわけではありません。

 

構造的な異常があっても痛くない人はいるし、画像検査で悪いところが見つからなくても痛い人がいるのです。

 

  • 腰の骨がずれてます
  • 椎間板が潰れています
  • 腰の弯曲が少ないです

 

などと、画像検査では解剖学的に完璧な状態を求め、少しでも不具合があればそこを指摘されます。

 

不安になるような診断や説明を受けると脳の痛みの興奮が強まるし、腰痛に対する恐怖が生まれます。すると、心配が増え、活動量が減り、痛みが強くなるという悪循環におちいる可能性があるのです。

 

不安に関する脳の仕組みを知りたい方は、イライラしたり悲しくなったりする理由【脳の扁桃体とは】 - ほねつぎ院長ブログをお読みください。

 

 

まとめ

  • 原因不明の痛みが長引く状態は心理的ストレスになる
  • 頭痛の原因が知りたくて検査を受けても結局は肩こりだったりする
  • 検査で不安が増えるケースもある
  • みんなが不安や恐怖につながる先入観を持っている

 

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このように、痛みの原因が分からないと不安になるし、原因が見つかっても不安になるものです。

それが引き金となり、たいしたことない痛みや不調が悪化するということが現実にあります。

 

そのことを知り、必要以上に心配しない心の状態が保てるといいのだと思います。

 

 

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