「子供を厳しく叱ってしまう…」
「子供のやることにすぐ手を出してしまう…」
「すぐに意見してしまう…」
子供にちゃんとした大人になって欲しいと思うから、ついつい干渉してしまいますよね。
おとなしくて…、
あいさつができて…、
親の言うことをちゃんと聞く…、
のが良い子だと思いがちです。
でも、子供には独自の特徴があり、それをゆっくり見守ることも必要です。
この記事では、
- 子供はすぐに忘れてしまうのが普通
- 子供に選ばせてあげた方がいいこと
- 過保護と過干渉は違うこと
- 短所ばかり見ない方がいいこと
これらについて述べていきます。
目次
子供の幸せを願い見守る
昔に比べて、今の子供はいろいろな制限の中で生活しているように思えます。
- これをやったら危ない
- それは汚いから触っちゃっダメ
- こぼすからやめて
など、好奇心いっぱいの子供たちが、やりたいことを自由にできません。
これでは自分の存在価値を疑い、自信のない子に育ってしまうかもしれません。
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子供は何でもすぐに忘れてしまうのが長所
「ちゃんと挨拶しなさい」
「遊んだものを片付けなさい」
のようなことをいくら注意しても、子供は同じことを繰り返します。
親にしてみれば、「何回言わせるの!」とイライラしてしまうかも知れませんね。
でも、遊んだおもちゃを自分から片付けて、次の遊びをする子供なんているはずがありません。
それが普通なのです。
ですから、感情的に怒ったり、子供の心に刺さるような叱り方をしてはいけません。
子供は、「すぐに忘れる」というものスゴイ長所を生かし、失敗を繰り返しながら学んでいきます。
危険なことや、他人の迷惑になるようなことを除けば、何度でも教え、見守ってあげるのは大切なことです。
自分で決めさせてあげること
「こっちにしなさい」
「こうしなさい」
「それは役に立たないから…」
のように、何でも親が決めてしまうようなら注意です。
子供は、「親に自分の存在を認めてもらえない」と感じてしまいます。
何もかも否定され続けると、主体的な行動ができなくなり、おどおどしながら行動するようになるかもしれません。
大人だって同じです。
基本的に、自分のやりたい事は自分で決めさせる。
そうすることで、自分のことに自信を持てます。
親が干渉しすぎないことも大切
「過保護は良くない」
と思われがちですが、子供が望むことを、親がやってあげるのは悪いことではありません。
それよりも親が一方的に、やることや正しいことを押し付ける、「過干渉」には注意が必要です。
親に干渉されつづけると、子供は自分の思うことができず、欲求不満になってしまいます。
欲しがるものを何でも買ってあげるようなことは別にして、できる限り子供の希望を聞き入れてあげることも大切です。
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親が禁止しすぎないこと
健康に悪いとか、
不潔だとか、
危ないとか、
役に立たないとか、
子供がやりたいことでも、親がやらせたくないと思えば禁止してしまがちです。
親は、「子供のためだから」と思っているのですが、子供にとってはやりたい事なのです。
以前40代の女性が、「子供の頃から自分の着る服は全て母親が選んでいた」、とお話しされていました。
自分が選ぶ服は着させてもらえなかった過去の記憶に、未だに悲しくなるそうです。
ずっと否定され続けると自分の気持ちが出せない子になり、そのまま大人になってしまいます。
子供を信頼すること
子供がもともと持っている成長力や吸収する力、または自立する力を信頼してあげましょう。
それができない大人は、何にでも手を出してしまいがちです。
また周りと比べて、今持っている能力以上のことを期待しすぎると、過干渉になりがちです。
時が来ればできるようになるのだから、それまではゆっくり待ち、見守ってあげることです。
心配しなくても子供は成長します。
人間が本来持ち合わせている強い向上心に任せ、ただそれをサポートしていくだけでいいんです。
長所を優先し短所は後から
大人が子供を見るときに、どうしても欠点が目につき、それを直したいと思いがちです。
ただ、悪いところばかりを指摘されると、子供は自信をなくしてしまいます。
「あなたは遊んでばかりでだめね」とか、
「散らかしてばかりでしょうがない子」などと、できないことを指摘し直そうとします。
ただ、どんな人間にも長所と短所があるし、それに長所と短所は表裏一体です。
遊んでばかりで片付けできなくても、
「活発で元気があり、集中して遊べる」という長所でもあります。
良いところを指摘され育った子供は自信があるし、自信があるから短所を直すことができるのです。
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まとめ
子供は、何度同じことを言いきかせても間違いを繰り返すので、周りはイライラしてしまうこともあるかもしれません。
ただ、それが子供の特徴であり長所なのです。
親がやって欲しくないことを制限し、全部禁止してしまうと、子供の世界は狭まり、物足りないものになります。
そして不満ばかりが増えてしまうのです。
親が望む人生を進んでも、子供は心から楽しめないものです。
子供の要求に応え、それを叶えるサポートをしてあげるだけで、子供は勝手に成長していきます。
気長に見守ってあげましょう。
自然と子供の主体性や協調性が育ち、健康で健全に成長していけると思います。
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